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上場商品の紹介

コメ品種ごとに生産量をみると、平成21年産では、上位から「コシヒカリ」、「ひとめぼれ」、「ヒノヒカリ」の3品種が並び、これらは全収穫量の5割を占めるに至っています。このうち「ヒノヒカリ」は温暖な近畿以南、特に九州地方で生産されていますが、「コシヒカリ」と「ひとめぼれ」は耐冷性にすぐれており、東北中部以南を中心に全国で生産されています。 このような気象条件に対応した品種開発は継続して行われおり、近年では、地球温暖化による水稲作への高温障害の発生増加に対応するため、高温耐性品種の開発が進められています。この他、気象の動向等に応じた適正な移植時期の選定や総合的な栽培指針の見直しについても行われています。また、国内事情の変化に応じたコメの開発・生産についても、米粉用、飼料用、バイオエタノール用をはじめ、様々な用途に応じた超多収品種の開発についても推し進められているところです。
とうもろこしとうもろこしは、肉・卵・乳製品などを供給してくれる家畜の飼料の主原料であり、またコーンスターチ・コーンフレーク・異性化糖・アルコール原料等の加工食品の主原料として毎日の食生活に欠かせない穀物です。 現在、世界の生産量は、約5億トン。小麦・米と並んで世界の三大穀物の一つです。主要生産国はアメリカ合衆国が突出しており、次いで中国・ブラジルなどです。アメリカの主産地は、中西部のコーンベルト地帯(アイオワ、イリノイ、インディアナ州など)が中心で、小豆・大豆と同じく一年草であるため、アメリカの作付動向、生育期の天候などが相場の動きに敏感に反映します。 また、我が国のとうもろこし輸入量は小麦や大豆等の約4倍にものぼり、金額でも輸入農産物の第1位となっています。輸入先では米国が80%と圧倒的で対米輸入品目の中でトップクラスの金額になっています。
米国産大豆大豆は昔から“味噌”“納豆”“豆腐”などの原料として食生活に欠かすことの出来ないものです。また最近では大豆イソフラボン、大豆ペプチド等が注目されてきて、大豆の利用法も時代のニーズに合わせて変化してきました。これにより食品分野での消費の伸びがかなり期待されています。大豆は日本が主要生産国のように思われがちですが、 それらのほとんどを輸入に依存しているといっても過言ではありません。本所では、平成19年1月16日より取引を開始します。
小豆小豆は“赤あん”として和菓子の原料になるほか、赤飯、ぜんざいなどにも使用され、昔から日本の風味として広く親しまれており、我が国においては需要、供給共に雑豆の中心となっています。国内の生産量の7〜8割は北海道産で、そのほとんど全量が商品化されています。小豆は気象条件によって豊凶の差が大きい穀物のため、それを嫌って、近年では作付面積が減少傾向にあります。そのため不足分は中国から輸入して補っています。
コーン75指数(国際穀物等指数)コーン75指数は、とうもろこしを上場している国内商品取引所の2市場とシカゴ商品取引所及び大豆油かすを上場しているシカゴ商品取引所の約定値段をワンパッケージに指数化したものです。1993年の数値を基準とし、将来の指数値(約定数値という)を取引します。従って現物の受渡しはなく、決済はすべて反対売買による現金決済ですので、一般投資家も現物業者や機関投資家と対等の立場で取引に参加できます。
冷凍えび本所で上場している冷凍えびは、ブラックタイガー(和名:ウシエビ)と言う種類で、日本における冷凍えび輸入量の約3割を占める重要種であり、冷凍えび流通の中心商材となっています。このブラックタイガーの養殖期間は稚エビ放流から3〜4カ月で、1年のうち夏が収穫のピークです。また、漁獲量は、インドネシア、インド、タイ、ベトナムで約9割を占め、日本、アメリカ、EU諸国に輸出されています。中でも日本はアメリカと並び二大消費国で、一般家庭での消費以外にも、外食産業等の業務用として大量に消費されています。
粗糖砂糖の原料である粗糖は、さとうきびから作る原料糖のことで「甘蔗分蜜粗糖」といい、色はやや茶褐色です。さとうきびは高温多湿を好む多年草の作物で、インド、タイ、フィリピンなどの東南アジア、並びにブラジル、キューバなどの中南米地域で栽培され、原産地において粗糖に加工し、消費地において精製され「上白糖」「グラニュー糖」等になります。その他に甜菜(砂糖大根)からも砂糖は作られますが、そのほとんどが原産地で精製されるため粗糖は作られていません。日本での消費量の7〜8割は輸入に依存しています。